2015/02/20
きもの文化検定の工房見学へ。石巻からのお友達と京都駅で集合。
久しぶりに皆様とお会いできるのが楽しみだ~イメージ 44
本日の着物まわり 
絵羽織(銀座・白)花籠模様の加賀友禅(茶谷孝志)、桜の御所解帯(祇園・齋藤)
蝶蝶帯揚げ(京都・ゑり萬)、喜怒哀楽の帯締め(伊賀・藤岡組紐店)
セルフセットに珊瑚の簪(お友達)、朱のお草履(祇園ない藤)
エルメスバーキン25のオーストリッチのブーゲンビリア
色留めも羽織をプラスすればカジュアルに着れそう

 お友達の着物まわり
飛び柄泥大島紬に、お雛様らしく楽器の帯、
お写真には写っていませんが、山崎世紀先生の茜染めショールに
珊瑚の薔薇ブローチを付けて。 また髪にも大ぶりな珊瑚の簪、珊瑚の帯留。
珊瑚や鼈甲のコレクションにはいつも驚かされますイメージ 51

バスでA班B班で順番に、まずはパールトーンへ
中ではスタッフさん達がもくもくと作業をされています。

 難しそうな絞りも、まるで歯医者さんの台みたいなアイロン台の上で
強力スチームでふわりとアイロン。水分が残らない様に、
台の下は蒸気をバキュームのように吸い取っています
 手際良いおじちゃんの図。

 シミ抜きの工程。まずはカイロベンジンで汚れを落とす。
汗などの水汚れは水で落とす。ピストルみたいな器具の出番です。
輪地味にならない様に、ドライヤーを円を描くようにあてます。
こちらはパールトーンのアフターサービスなんだそうな。

 可能性と夢への挑戦。大学研究室や家庭教師にも通じるものがあり心に響くねイメージ 22 

 お次は、幸せ家紋工房(ってネーミングは誰がしているんだろう?)
しかも、「Happy come on」って…汗
気を取り直して(?)試し打ちされた家紋の数々、
デスクサイドの小引き出しには、たくさんの家紋の型がズラリ!イメージ 43

もくもくとスタンプのように紋入れするお姉さん。
最高記録をお聞きすると、一日最高30反の5つ紋を入れたそうです。
「てことは、150個も??イメージ 11」「いえ、180個です」
なるほど、背をまだ縫い合わせてないので、1反6個の紋入れが必要なのね。 
本当にひたすらもくもくと、しかし精密な作業。

お次は補正コーナーへ。

たくさんのスタッフの方々がもくもくと作業。
そして、きちんと「こんにちは~」とご挨拶してくれるのが嬉しいですイメージ 25

「こんな感じの伝票をもとに作業内容を確認しているんですよ~」
わお、そんな伝票作成もひと仕事だね!そのオフィスの様子
全国各地からお品物が届くので、「東京」「九州」エリアごとのブースに分かれています。

なんと!鞄にまでパールトーン??合皮?本革にもできるんかな?
雨の多い金沢では重宝しそう。機会があれば、さらに詳しくお聞きしたいです!

検品。
OKなら水滴がまるでパールの様な玉の形イメージ 17になるそうな。
NGなら水玉の形がつぶれちゃうそうな。(←もう一度パールトーンをかけるそうな。)

仕立て上がりの着物の場合のパールトーンの検品。
実際に水を垂らしてみてチェック。(だから床にビニール敷いてあるんだね) 
「効力OK!」の図。 

梱包。
これまた静かにもくもくと作業をするおじちゃん。
やさしく丁寧にお着物を包みます。こうやってパールトーンのお品が届くのねイメージ 100

見学の後は、5階まで階段を登って(!)事務所でお勉強。
絞りの着流しに絞りの羽織の装いという國松社長。
「絞りの着物、高価だから汚したらいけないと箪笥の奥にしまっていませんか?
でもパールトーンなら大丈夫!」と、いきなりご自分にコップの水を掛けた!!イメージ 11
ささっと払って一礼、みんな驚きとともにしばし茫然。 
「心配着物は箪笥の肥やし、安心着物は街の華
 あと、震災のお着物(形見)をボランティアで綺麗に洗ってさしあげたお話など、
みんなも涙をぬぐいます

お次はパールトーンの実験。
パールトーン加工は撥水してくれるけど、
水を入れた裂をぎゅっと降り下ろすと裂の中の水は落ちました。WHY?
(お友達からのご報告により修正しました。メールありがとうございます・汗) 

そもそもパールトーンの分子は、水よりも小さいので、外部の水をはじきます。
しかし、布にべったり膜を張るのではなく、糸レベルで撥水するので、
表面張力を超える程の圧力をかけると、糸と糸の隙間から水は通過するのだそうです。
なるほど~

「一枚の裂、どこがパールトーンしてあるか、風合いから分かりますか?」
う~ん、見た目も固さも匂いも、良く分かりませんが、
「どうぞ、そちらのお茶を垂らしてみて下さい。」
って、お茶はドリンク用ではないのかい?
と突っ込みを入れつつも、垂らしてみた図。真ん中部分がパールトーン加工でしたイメージ 44

オリーブオイルや醤油をたらしてみる図。まるでクッキング

國松社長とrちゃんと。本日は工場内見学、丁寧なお話に実験、貴重な体験ができました。
ありがとうございました~
お次はしょうざん鷹ヶ峰へ。つづく。