2015/02/20
きもの文化検定の工房見学へ。石巻からのお友達と京都駅で集合。
久しぶりに皆様とお会いできるのが楽しみだ~img_5030_2600709_33[1]
本日の着物まわり 
絵羽織(銀座・白)花籠模様の加賀友禅(茶谷孝志)、桜の御所解帯(祇園・齋藤)
蝶蝶帯揚げ(京都・ゑり萬)、喜怒哀楽の帯締め(伊賀・藤岡組紐店)
セルフセットに珊瑚の簪(お友達)、朱のお草履(祇園ない藤)
エルメスバーキン25のオーストリッチのブーゲンビリア
色留めも羽織をプラスすればカジュアルに着れそう

 お友達の着物まわり
飛び柄泥大島紬に、お雛様らしく楽器の帯、
お写真には写っていませんが、山崎世紀先生の茜染めショールに
珊瑚の薔薇ブローチを付けて。 また髪にも大ぶりな珊瑚の簪、珊瑚の帯留。
珊瑚や鼈甲のコレクションにはいつも驚かされますimg_5030_2765211_31[1]

バスでA班B班で順番に、まずはパールトーンへew_icon_s179.gifew_icon_s318.gif
中ではスタッフさん達がもくもくと作業をされています。

 難しそうな絞りも、まるで歯医者さんの台みたいなアイロン台の上で
強力スチームでふわりとアイロン。水分が残らない様に、
台の下は蒸気をバキュームのように吸い取っています242.gif
 手際良いおじちゃんの図。

 シミ抜きの工程。まずはカイロベンジンで汚れを落とす。
汗などの水汚れは水で落とす。ピストルみたいな器具の出番です。
輪地味にならない様に、ドライヤーを円を描くようにあてます。
こちらはパールトーンのアフターサービスなんだそうな。

 可能性と夢への挑戦。大学研究室や家庭教師にも通じるものがあり心に響くねimg_24_20150619161221006.gif 

 お次は、幸せ家紋工房(ってネーミングは誰がしているんだろう?)
しかも、「Happy come on」って…汗
気を取り直して(?)試し打ちされた家紋の数々、
デスクサイドの小引き出しには、たくさんの家紋の型がズラリ!img_46.gif

もくもくとスタンプのように紋入れするお姉さん。
最高記録をお聞きすると、一日最高30反の5つ紋を入れたそうです。
「てことは、150個も??」「いえ、180個です」
なるほど、背をまだ縫い合わせてないので、1反6個の紋入れが必要なのね。 
本当にひたすらもくもくと、しかし精密な作業。

お次は補正コーナーへ。

たくさんのスタッフの方々がもくもくと作業。
そして、きちんと「こんにちは~」とご挨拶してくれるのが嬉しいです

「こんな感じの伝票をもとに作業内容を確認しているんですよ~」
わお、そんな伝票作成もひと仕事だね!そのオフィスの様子
全国各地からお品物が届くので、「東京」「九州」エリアごとのブースに分かれています。

なんと242.gif!鞄にまでパールトーン??合皮?本革にもできるんかな?
雨の多い金沢1614884.gifでは重宝しそう。機会があれば、さらに詳しくお聞きしたいです!

検品。
OKなら水滴がまるでパールの様な玉の形img_19.gifになるそうな。
NGなら水玉の形がつぶれちゃうそうな。(←もう一度パールトーンをかけるそうな。)

仕立て上がりの着物の場合のパールトーンの検品。
実際に水を垂らしてみてチェック。(だから床にビニール敷いてあるんだね) 
「効力OK!」の図。 

梱包。
これまた静かにもくもくと作業をするおじちゃん。
やさしく丁寧にお着物を包みます。こうやってパールトーンのお品が届くのねimg_5030_3551256_30[1]

見学の後は、5階まで階段を登ってew_icon_s78.gif(!)事務所でお勉強。
絞りの着流しに絞りの羽織の装いという國松社長。
「絞りの着物、高価だから汚したらいけないと箪笥の奥にしまっていませんか?
でもパールトーンなら大丈夫!」と、いきなりご自分にコップの水を掛けた!!
ささっと払って一礼、みんな驚きとともにしばし茫然。 
「心配着物は箪笥の肥やし、安心着物は街の華ew_icon_s50.gif
 あと、震災のお着物(形見)をボランティアで綺麗に洗ってさしあげたお話など、
みんなも涙をぬぐいます

お次はパールトーンの実験。
パールトーン加工は撥水してくれるけど、
水を入れた裂をぎゅっと降り下ろすと裂の中の水は落ちました。WHY?
(お友達からのご報告により修正しました。メールありがとうございます・汗) 

そもそもパールトーンの分子は、水よりも小さいので、外部の水をはじきます。
しかし、布にべったり膜を張るのではなく、糸レベルで撥水するので、
表面張力を超える程の圧力をかけると、糸と糸の隙間から水は通過するのだそうです。
なるほど~

「一枚の裂、どこがパールトーンしてあるか、風合いから分かりますか?」
う~ん、見た目も固さも匂いも、良く分かりませんが、
「どうぞ、そちらのお茶を垂らしてみて下さいyubi.png。」
って、お茶はドリンク用ではないのかい?
と突っ込みを入れつつも、垂らしてみた図。真ん中部分がパールトーン加工でしたimg_5030_2600709_33[1]

オリーブオイルや醤油をたらしてみる図。まるでクッキング

國松社長とrちゃんと。本日は工場内見学、丁寧なお話に実験、貴重な体験ができました。
ありがとうございました~ew_icon_s357.gif
お次はしょうざん鷹ヶ峰へ。つづく。