2014/11/23
イオニア海・ギリシアの朝焼け。
コルフ島(ギリシア正式名:キルケラ島)が見えてきました。
イオニア諸島の中で一番大きな島、
ポセイドンが、アポソス川の妖精メトープの美しい娘キルケラに恋をして、
この島に連れて行き、結婚の記念にキルケラの名前をつけたそうな。
本日の着物まわり
城間栄順の紅型小紋(大阪・大進)
薔薇の半幅帯を風船太鼓に(博多・にしむら)
山並みの帯締め(伊賀・藤岡組紐店)
シルクフリルショールは帯締めに挟み込んで固定。
髪はセルフ日本髪。蘭の花を簪代わりにして。
ギリシアの地元ガイドさんに、後ろ向き髪の毛のアップの写真を頼まれた~・汗
(後ろかいな。しかし楽しんで頂けたなら良かったです。)
プリンセスグリルでの朝食。そば粉のパンケーキとレバーのパテ(朝から・汗)
昨夜の子羊もレアをお願いしてるし、かなり肉食だとばれてるね・汗
朝もやの見える朝食もロマンチックだね。
さて、コルフ島に下船。
クイーンエリザベス号、 近くで見ると、やはりデカイな~。
キュナードという会社が経営してます。
ここまで歩いてやっとカメラに収まった~。
コルフ島は他のギリシアの島々より多少気温が低く、肥沃な土壌で、
雨も多く湿気があります(お肌には良いね)。
いたるところに名産の金柑や、オリーブオイルの木が茂ります。
港から観光バスに乗り込み南へ10km、小高い丘に建つアヒリオン宮殿へ。
ガストリィに建つフィレンツェ風ルネッサンス様式の宮殿です。
オーストリアのエリザベート女王の休養地として建てられました。
ウィーンでの退屈な生活から逃れるため、贅を尽くして建てた宮殿ですが、
天真爛漫なエリザベート女王は、完成したらたった3カ月しか使わなかったそうな。
(手に入れたら冷めるって、どんだけ狩人・汗)
そして、エリザベート女王は、ウエストが50cmだったということで有名!
日々コルセットの苦痛に耐えていたそうな。
しかし、その有名なウエストをナイフで刺されて暗殺された悲劇の女王。
日頃からコルセットで痛かったから刺されても気づくのが遅れてしまったのだとか・涙。
絵画のような天井、天国チック。
こちらはエリザベート女王専用の礼拝堂。
お部屋内部にも装飾がびっしり。
アヒリオン宮殿はその後、何度か所有者が変わり、カジノや病院にもなったそうな。
この部屋は、ドイツの軍人さん所有時に、男性らしいブルーの壁に塗られました。
こちらの部屋は女性的。
エリザベートの愛した明るいグリーン色の壁が残されています。
壁の天使がデコラティブ。
たくさんの宝飾品も展示されていました。
お庭に出てみましょう。
11月下旬でも様々なお花が咲いていました 。
本日も気持ちの良いお天気、ラッキー。
巨大サボテン、ヤシの木、ミカンに南天という日本人には不思議な組み合わせ。
イオニア海が見える~。
建物には、エリザベートの愛したギリシアの英雄アキレスの像がいたるところに。
大理石の彫刻もたくさん並べられています。
再び建物に入ると、吹きぬけ階段の壁一面にアキレスの絵。大迫力~~
「yukiちゃん、こっちだよ~」
ハリーポッターの魔法学校の階段みたい
美しく大理石が敷き詰められた床、 玄関が見える。
もとの階段に戻ってきました。
階段でパチリ (いつもありがとう~)。
お次はバスで丘を下り、にぎやかな旧市街の商店街や要塞をめぐります。
記事を改めます。それではまた~ 。
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