2017/02/26
能楽堂バックヤードツアー&謡の体験イベント!
ユキリコフがお世話になったウェディングプロデュース会社
金澤syugenさんの和こころ勉強会のイベントです(後援:北國新聞社)。
まずは、お着物でおめかし!ユキリコフのレンタルお着物でプチ着付教室です。
「帯揚げシュッシュ!皆んな出来たかな?」
おめかし完了~~。今回は、大奮発して加賀友禅のレンタル!
これを機に、本物は良いな~と実感してもらえたら良いな!
石川県立能楽堂
会場は1階の本舞台からスタート。いつも能を鑑賞する場所です。
そして、いよいよバックヤード。楽屋口から、ステージ裏へ!
「お幕!」と言ったら幕を上げてくれるんだそうな!
皆さんお幕!で舞台へ移動。メンズ着物も凛々しいね!
きみママさんの名古屋帯には加賀友禅でうさぎが描かれているのです~。
金澤和装塾の本田校長も笑顔~~。
素晴らしい由水十久先生の加賀友禅をお召しです。ぼやけてすみません~・汗
橋懸り(能舞台につながる通路)で主人と。
本日の着物まわり
銀通しの色無地(久保田一竹)、向かい蝶の袋帯(喜多川平朗)
東雲の帯締め(伊賀・藤岡組紐店)、相良刺繍の帯揚げ(京都・きもの鶴)
束髪頭は、京都エメラルド美容室で結ってもらったのを翌日まで持たせました!
主人も次回はメンズキモノにしたいね!
偶然、お隣の淳ねぇさんもグリーン系のお着物。
「最近、色が被るね~」「はい、波長が合って来てますね~。」
舞台では、東京の宝生流能楽師・佐野玄宜(さのげんき)先生による舞台案内。
全員集合写真。能舞台に上がれるなんて滅多にない!ありがとうございます~。
そして、バックヤードへ戻ります。こんな所から出入りするんかいな~。
通路には装束室。重厚な装束がずらり。
こちらは何とも豪華な能装束!
赤い模様が入っているので、若い女性用なのだそうな。
年増になってくると、色味に赤がなくなっていくのだそうな。
お次は、能面のご説明。
「能面のうつむき加減で悲しんだようにも、喜んだようにも見えるんです。」
能面の後ろにはオデコや顎に固定するスポンジ状のものがセッティングしてあります。
ふむ、どんなもんか?付けてみよう!
「わ~鼻の穴からも外が見える~~!」
ちょっと怖いユキリコフ。笑う佐野先生。
そして、お部屋の外窓には、何やら怪しげな火鉢が。
この炭は一体?鍋とかクッキング??
実は、鼓の音をキープするために、備長炭で火を起こして、鼓の皮を乾燥させているのだそうな。
さて、いよいよ謡の体験!
金沢は雪吊り職人さんも謡を嗜み、「空から謡が降ってくる」と言われる程、盛んなお土地柄です。
ぬお~何じゃこりゃ?
右横に付いている小さなレ点みたいのを手掛かりに、どれくらい音を伸ばすか分かるようになっています。
しかし、見て分かるものでもなし、やはり口上での伝承文化やね。
そして、佐野先生による仕舞をお披露目頂いて、何とも盛りだくさん!!
(仕舞のお写真はありません・失礼)
お着物おめかし集合写真。能舞台をバックに決まってるね!
そして佐野先生を囲んで。本日は充実した一日をありがとうございます~!
本日のイベントの様子は、翌日の北国新聞に掲載されました。
これからもどんどんお着物イベントを作って、きもの文化を活性化させたいな!
(お写真はパンフより)
そして、金沢能楽会では、定期的にお能の催しが行われています。
4月2日には別能会もあるそうな。
金沢にお立ち寄りの際は是非~。
それではまた~。
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