2015/03/21
仙叟忌の茶事
裏千家4代仙叟居士は、千利休のひ孫で、加賀藩前田家のもと茶の湯を育まれた方。
その仙叟居士の年忌の茶事として、 
奈良先生の点てられたお茶が仙叟居士のお軸にお供えされます


本日の着物まわり  
金通し地紋の色無地(久保田一竹)、蝶蝶の帯(京都・に志田) 
お召の帯締め(金沢・まるとし)、さざなみの帯締め(伊賀・藤岡組紐店)
 髪はセルフセット。
金通し地紋が少し華やか過ぎた気が。
今度の丹後ツアーで牛田織物さんの天平聖武絹とか気になるな~

 
 外出には紋紗コートをプラス。
あまり暑くなると羽織物は不要になるので、
限られた季節の中で、紋紗コート、単衣羽織、絽羽織、
できるだけ袖を通したいです。
春の羽織物は忙しい

千利休のひ孫・仙叟居士は前田家より金沢に邸地を与えられ、
金沢と京都を行き来して茶の湯の文化をひらいたそうな
その金沢邸宅跡が、奈良先生のお茶のお稽古の邸宅となっています。
そして、京の邸宅も金の邸宅も、おうちの前には用水が流れていたそうで
そんな水にゆかりのある仙叟居士にちなんで、本日はうずまき模様のお道具が多数、
 おにぎりの形の茶釜・蓋がシイタケという珍しい釜も拝見できました
(素晴らしい逸品に囲まれているのに、説明が稚拙でお恥ずかしいです・汗)


 風情のある玄関前にて、諸先輩方は春らしい装い
本日は、東京、九州、岡山、全国各地の社中の皆さまがおいでて、
皆さまの色無地がまるでカラーパレットのように豪華でした

暖かな春の日差しのなか、諸先輩方は皆さま品の良い方達ばかりで安心です
伝統と歴史を受け継いだ奈良先生の社中、その名に恥じない様に頑張りたいです

帰り道、お稽古の近くの主計町茶屋街。3月下旬の本日、桜はもうそろそろかな~
金沢には、ひがし・にし・主計(かぞえ)3つの茶屋街があり、
町屋の街並みにアンティークランプの街灯がロマンチック

 本日のお土産は、水にゆかりのある仙叟居士にちなんで、
うずまき模様の薯蕷(じょうよ)饅頭。
さっそく自宅で盆略手前の宅練です

 そいや、最近やっとお気に入りの棗を見つけたよ~。今度準備しましょう

夜はゆっくりおうちで寿司シャン。
本日はペリエジュエのロゼ
蜂蜜の様なくすぐったい旨みで女性は絶対好きだと思う
大トロには金沢らしく金粉を乗せて(金箔約99%シェア)。
北陸新幹線開通に伴い、なんだか最近、金沢が騒がしいですが、
加賀友禅・牛首紬・能登上布・茶の湯・上生菓子・金箔・海の幸etc
小さいながらも味のある町なので、是非、遊びに来て頂けると嬉しいです
翌週は、金沢歌劇座にて平成中村座の怪談乳房榎を鑑賞しました。
記事を改めます。それではまた~ 。 

 

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