山崎世紀さんの紫根染訪問着で…モンテネグロ・コトル島(1)・時計塔・聖トリプン大聖堂・海洋博物館♡

 2014/11/24
モンテネグロ・コトル島へ
ユーゴスラビア崩壊後に7つにわかれた国の一つがモンテネグロ。
イタリア語で「黒い山」という意味だそうな。
主人がしきりに、「乾杯~モンテネグロ~」と歌っていますが、
私にはそのメロディが分かりません。
またモンテカルロだそうです(1978年の歌らしい)。

本日の着物まわり
山崎世紀さんの紫根染訪問着(銀座・きもの白)
振りが赤く見えているのは、胴裏を紅絹にして貰ったためです。
半幅帯を風船太鼓に(撫松庵)
紫×ブルーの帯締め、虹色スカーフを帯揚げ代わりに(新田美智子)、
髪はセルフ夜会巻きに蘭の花をさして。  
 コトルの町を眺めながらブルーチーズなど朝食を。
朝から盛り盛りエナジーチャージ

ウィ~ン、ウィ~ン、クイーンエリザベス号からテンダーボートが出てきた!
コトル湾はアドリア海が陸地に入り込み、複雑なリアス式海岸になっているため、
テンダーボートに乗り換えて上陸します。
「OKサー?OKマダム?」スタッフが手をひいてくれます。Thank you~
旅行中仲良くして下さったツアーの方ともパチリ 

 小船から見るクイーンエリザベス号。間近かで見るとやはり大きいね~~

あの船からやってきたんだよ~

 朝日が朝もやを照らして幻想的

ようこそ  モンテネグロへ! みたいな看板。

石灰岩の張り出した崖が大迫力~~
複雑な海岸線と険しい山々が続き、ローマ時代から天然の要塞が点在します。

歩いていると、「Excuse, me! Please take a picture~~!」
と走って追いかけてこられました。「Of course!
ツアーの方も、「着物を見たとたん、すごい勢いでやってきたよ。すごい人気だね。」
着物を喜んでもらえてよかったです

コトルの町は、城壁に囲まれているのが印象的
ヴェネツィア共和国により築城されたものだそうな。 

振る舞い酒(きつい!)とプチケーキで歓迎のおもてなし
(ありがとうございます

入り口「海の門」をくぐってコトルの町へ。 どんなところかな??

城壁の中に入ると、まるで小さなアミューズメントパーク
この一帯は地震の多く、1667年・1979年の地震により多大な被害を受けました。
その後ユネスコなどの協力で復元され、
現在は自然と旧市街一帯がユネスコ文化遺産に登録されています。

 1602年建造の時計塔
中世時代に拷問の塔があった跡地に建てられた塔。
懺悔の時に、ここでお祈りするそうで、
逆にお祈りしてたら、あいつ何かやらかしたな?と
町の人達にバレバレだったそうな。

町をぐるりと囲む城壁、高くむこうに聖母教会が見えます。
中央広場(別名オルジェ(武器)広場)で、地元のガイドさんの説明を聞きながら、
英語ペラペラの日本人ガイドさんが通訳をしてくれます

17世紀のプリマ宮殿(ピアの館)
大地震で倒壊後、そのままの材料を利用して再建されたそうな。
中はどうなってるの~~??  

聖トリプン大聖堂
ロマネスク様式建築で、1166年古い教会の土台の上に建てられました。
大地震により損害を受けましたが、現在は補修されています。 

断崖絶壁の山を背にそびえる聖トリプン大聖堂。
 コトルはカトリックとギリシャ正教会の文化圏が重なっていますが、
両者共存しているそうです。

 夫婦でお写真を撮って貰いました(ありがとうございます)。

聖トリプン大聖堂の中へ(お写真OKとのこと)。
祭壇の石製の天蓋、多くのイコン(聖画)が飾ってあります。
ちょうどシスターさんがオルガンを弾き始めました。おごそかな雰囲気。

フレスコ画や、豪華な装飾が施された列柱、美しいステンドグラス
大地震後の補修時に、昔のフレスコ画が発見されたそうです。

地元のこども達のお写真。
皆んな天使の恰好で、なんだか日本の七五三みたいで愛らしいね

コトルの町を外を散策。地中海性気候らしいオレンジの木、美しい石畳、
ふと見ると足もとに子猫が。いつの間に足もとに??まったく気づかなかった。

 お次は、コトル海洋博物館へ
もともとは、1732年建造の旧グレゴリナ宮殿だったのが博物館になりました。

鳩ものんびり一休み

コトルの民族衣装、遠くシルクロードを通って中国からのアイテムも

中国だけでなく、日本の模様の茶器も。だってこれ、日本髪だよね??

壁の天井付近には、海洋で栄えた家族達の紋章がズラリ。海洋図なども展示。

螺鈿細工で装飾された銃なども
コトル湾の地図は、まるでねずみのようだと言われています。

イヤホンガイドを聞きながら。
入り江を航路から、険しい山岳をシルクロードから
様々な国の文化がはるばるやってきたんだね。ロマンを感じます
ここから自由行動の時間です。せっかくなので、城壁を少し登ってみよう
記事を改めます。それではまた~ 

 

yukirikohu

Share
Published by
yukirikohu