きもの文化検定の工房見学へ。石巻からのお友達と京都駅で集合。
久しぶりに皆様とお会いできるのが楽しみだ~
本日の着物まわり
絵羽織(銀座・白)花籠模様の加賀友禅(茶谷孝志)、桜の御所解帯(祇園・齋藤)
蝶蝶帯揚げ(京都・ゑり萬)、喜怒哀楽の帯締め(伊賀・藤岡組紐店)
セルフセットに珊瑚の簪(お友達)、朱のお草履(祇園ない藤)
エルメスバーキン25のオーストリッチのブーゲンビリア
色留めも羽織をプラスすればカジュアルに着れそう
お友達の着物まわり
飛び柄泥大島紬に、お雛様らしく楽器の帯、
お写真には写っていませんが、山崎世紀先生の茜染めショールに
珊瑚の薔薇ブローチを付けて。 また髪にも大ぶりな珊瑚の簪、珊瑚の帯留。
珊瑚や鼈甲のコレクションにはいつも驚かされます
中ではスタッフさん達がもくもくと作業をされています。
強力スチームでふわりとアイロン。水分が残らない様に、
台の下は蒸気をバキュームのように吸い取っています
手際良いおじちゃんの図。
汗などの水汚れは水で落とす。ピストル
輪地味にならない様に、ドライヤーを円を描くようにあてます。
こちらはパールトーンのアフターサービスなんだそうな。
可能性と夢への挑戦。大学研究室や家庭教師にも通じるものがあり心に響くね
しかも、「Happy come on」って…汗
気を取り直して(?)試し打ちされた家紋の数々、
デスクサイドの小引き出しには、たくさんの家紋の型がズラリ!
最高記録をお聞きすると、一日最高30反の5つ紋を入れたそうです。
「てことは、150個も??
なるほど、背をまだ縫い合わせてないので、1反6個の紋入れが必要なのね
本当にひたすらもくもくと、しかし精密な作業。
そして、きちんと「こんにちは~」とご挨拶してくれるのが嬉しいです
わお、そんな伝票作成もひと仕事だね!そのオフィスの様子
全国各地からお品物が届くので、「東京」「九州」エリアごとのブースに分かれています。
雨の多い金沢
OK
NG
実際に水を垂らしてみてチェック。(だから床にビニール敷いてあるんだね)
「効力OK
これまた静かにもくもくと作業をするおじちゃん。
やさしく丁寧にお着物を包みます。こうやってパールトーンのお品が届くのね
絞りの着流しに絞りの羽織の装いという國松社長。
「絞りの着物、高価だから汚したらいけないと箪笥の奥にしまっていませんか?
でもパールトーンなら大丈夫!」と、いきなりご自分にコップの水を掛けた!!
ささっと払って一礼、みんな驚きとともにしばし茫然。
「心配着物は箪笥の肥やし、安心着物は街の華
あと、震災のお着物(形見)をボランティアで綺麗に洗ってさしあげたお話など、
みんなも涙をぬぐいます
パールトーン加工は撥水してくれるけど、
水を入れた裂をぎゅっと降り下ろすと裂の中の水は落ちました。WHY?
(お友達からのご報告により修正しました。メールありがとうございます・汗)
しかし、布にべったり膜を張るのではなく、糸レベルで撥水するので、
表面張力を超える程の圧力をかけると、糸と糸の隙間から水は通過するのだそうです。
なるほど~
う~ん、見た目も固さも匂いも、良く分かりませんが、
「どうぞ、そちらのお茶を垂らしてみて下さい
って、お茶はドリンク用ではないのかい?
と突っ込みを入れつつも、垂らしてみた図。真ん中部分がパールトーン加工でした
ありがとうございました~
お次はしょうざん鷹ヶ峰へ。つづく。