9月11日 はじめてのK大口腔外科


行ってみました、K大病院の口腔外科。
http://web.kanazawa-u.ac.jp/~med35/index.html.htm
正確には口腔外科歯科でした。
そこは、まるで歯医者さんみたい。(だって、歯科だもの当然でしょ?)
イメージと違った。(どんなイメージ?)

しばらく待つこと20分、「yukirikohuさん、どうぞ。」
先生「どうしましたか?」
またもや若い男性の先生、話が流暢かつ気さくな雰囲気から営業マンタイプである。
私「かくかくしかじかなんです。(省略)」
先生「なるほど、で、君は顎の音を治したいの?それともセンターを合わせたいの?一番したいことは何?」

私「センターです。
先生「何年もかかるけどその覚悟はできてるの?」
私「はい。」
先生
じゃあ、やろう!(ゴーサイン←意味不明)

このとき私は、とりあえず現状として顎の手術が必要なのかどうか、必要ないのなら、どのようにして顎の位置をリラックスさせるのか、説明だけでも聞きたかった。そのためには、検査してもらわなければ具体的なことは聞けないだろう。さっそく先生のゴーサイン通りにレントゲンと歯形取りの検査に入る。

①レントゲン
はじめは光ったりするのかと思って超緊張して体が硬直状態。でも光もしないしただ装置(板状)がウィーンって私の顔周辺を回ってるだけで、なんともなかった。緊張するだけ損した。
②歯形取り
痛くはないだろうとは思っていたが意外に大変だった。看護婦さんがピンク色の練り物を、青色のポテトチップス型のプラスチック製しゃもじ(?)の上に盛り、私の口の中に無理やり気味に入れる。冷たい。上10分、下10分。
両方が終了し、ああ、終わったかぁーと思っていると、何やら後方で話し声が。
先生「これじゃ、だめだろう。やり直し!」って
まじっすか?
上やり直し。
先生「すじがはいってないからダメだ!」って、
また上やり直し?
別に痛くないからいいんだけど、こんなアホ面をこれ以上さらしたくないよお!
結局上は2回、下1回のやり直し。時間はもう1時回ってるよぅ。。。トホホ

とりあえず検査は終わり、次の予約を入れて帰る。(保険は効いた)

9月20日 N歯科医院


K大病院の口腔外科への予約日の数日前、急きょ、受付の方からTELをもらった。その日には担当の先生はK大ではなく、「N歯科」にいらっしゃるから、直接そこへ行って欲しいとのこと。
(N歯科って、口腔外科でなくて歯科だし、顎の手術はいらないって事で、歯科をすすめたってこと?もしそうなら、自分なりには費用面からいって、以前訪れたS歯科にしたいんだけどな。。。でも、とりあえず、指示通りににいざわ歯科に行ってみよう。)
保険証を持ってN歯科へ行く。

N歯科は、南窓から日が差していて温かみのある雰囲気である。まんが「ときめきトゥナイト」があるのも嬉しい。
http://www.niizawa.com/index.html

さっそく受付にて初診をお願いすると、「紹介状は?」とたずねられる。
私「おいおい、K大病院から電話でこちらに来なさいって言われたから来たのに?(ちょっと切れ気味)」
すると、「ああ、そうですか、ではyukirikohuさん、どうぞ」と、すんなり入れてくれた。(ああ良かった、紹介状ないと余分な費用がかかるんだよね・・・。)

中へ入ると、
歯科衛生士さん「じゃあ、レントゲンとりますね。」
私「って、おいおい、レントゲンは口腔外科で取ったよ?N医院へ行くよう指示されたのは、その結果を聞くためじゃないの?(切れ気味)」
すると、状況を把握していたK大のUeki先生がやってきて、説明をしてくれた。
Ueki先生「実は、以前撮った君のレントゲンを見せてもらったんだけどね、
顎変形症です。顎の手術が必要だと思います。それで、術前矯正と術後矯正が必要なのだけど、これにも保険が適用されます。歯科矯正に保険が適用できる医院とできない医院があり、ここN医院は適用できるから、ここで歯科矯正してもらいたいんだけど。」
「えーーーー!」
このときのきもち
①手術の覚悟はしてたけど、実際に手術が必要だということが確定してショック
②歯科矯正部分にも保険が適用されるなんて嬉しい

結局、顎の手術と歯科矯正を足した費用は、一年前に訪れたS医院で要する費用と同じくらい。
じゃあ、顎オペはK大病院、歯はN歯科に決めよーっと。

状況を納得して、さっそくN歯科のNizawa先生と初対面。
Nizawa先生は温和そうなおじいちゃんで、先ほどからの私の切れ気味口調にビビッてるみたい。(ごめんなさい、だって、わかんなかったんだもん。心臓に悪かったかしら。。。)
Nizawa先生は、今までの顎変形症とか上顎前突(さんま)とか下顎前突(いのき)の症例と治療法を詳しく丁寧に説明してくれた。
私「なるほどー。」
Nizawa先生「では最後に、何か質問はありますか?」
私「あの・・・巷でうわさの(?)
カラーゴムはありますか?
実は、ネットで矯正器具(ゴムらしい)がピンクとか青とかとてもカラフルなのがあって(カラーゴムというらしい)、矯正を堂々と楽しんでいるなあ、と思っていたのです。だから、私もどっちみち矯正するなら是非カラフルなのに挑戦してみたかったのだ。すると、
Nizawa先生「
プ~(微笑)。ああ、こどもがつける奴ね、ありますよ、うちにも。」
と、いきなり、いままでビビッてた態度がほぐれたようだ。
でも、そんなにおかしいのかな、カラーゴムは。こどもでなくても付けたいのですが。。。(複雑)

状況が明確になり、晴れてN歯科の予約を入れて帰る。
今後はNizawa歯科(歯)とD大病院(顎)のダブルで頑張ることになりそうだ。

9月25日 N歯科医院にて検査


また検査。
以前の口腔外科にての検査(レントゲン・歯型・噛み合わせ)は、あくまでも顎のための検査だったようで、今回は歯科矯正のための検査が必要とのこと。さっそく、N歯科医院に行ってきました。
といっても、やはりレントゲン・歯型・噛み合わせ、とやることは同じ。ぜんぜん緊張しないよ、フフフ。
2時30分からということでしたが、院内はとても忙しそうで30分は待たされた。
まんが
「シティーハンター」を読んで待つ。

「ぬあー、二日酔いで頭いたた。。。」
そう、実は昨晩、中学時代からのポン友(飲み友達という意味らしい)、タクミっちゃんと飲んでいたのです。

以前、彼女のためにオークション代理落札したサネルの手帳(好きだね~、タクミっちゃんも。(^^;))が届いたので、これを取りに来てもらったところ、そのお礼にと、近所の秋吉でやきとりをおごってもらうことになり(ラッキー)、秋吉にて生中3杯、おとなりのバー「こんか」にてB’zを熱唱しながらフォアローゼスを何杯か(何杯なのか覚えてない)を飲んでいたのです。ちょっとゲリギミ。。。

といいつつも、「yukirikohuさん、どうぞこちらへ。」
①まずレントゲン。
今回のレントゲンはお初装置でした。
左右の板状のプラスチックいずれにも突起物のある装置。この突起物に右耳をいれ、次に左耳がはいるように調整していく。両耳入ったところでレントゲン撮影。ジー、終了。

②お次は歯形取り。
今回は一発OK、やり直しなし!ホッ。
「よくゆすいで下さいね、yukirikohuさん。」と、鏡を見たら
鼻までついてるじゃん、ピンクいの!!
③写真撮影

ティッシュで顔を拭いていると、看護婦さんがなんやらカメラをごそごそ用意している。
「これを口に入れて手で左右に引っ張って下さい。」
パチンコ状のプラスチックで、唇をどかして歯並びと歯茎がしっかり見えるようにするためのもの。正面、横、上、下と何枚も写真を撮る。
最後にパチンコプラスチックを取り外して撮影。通常状態とスマイル状態を、正面、斜め、横と、これまた何枚も写真を撮る。

④噛み合わせ
今日は院内が忙しく、時間がなかったからか、次回に持ち越し。すこしでも早く済ませて治療を進めたいのにぃー、きぃー!!
⑤アンケート

顎は痛いか、めまいはするか、アレルギーはあるか、等のアンケート。待合室にて記入するように指示される。

ということで、本日の検査の費用を支払い、次回に残る④の検査を受けるため、予約を入れる。
ふと、お会計カウンターを見ると、詰め物をした虫歯の模型が目に止まった。
銀の詰め物の模型とセラミックの詰め物の模型の2つ。
なんやら保険は効かないらしいけれど、
虫歯治療にセラミックを使用すると白くて目立たない。
「いいなぁー。」
私の下側奥歯にもあるんだよね、銀の詰め物2つずつ。これをセラミックにして欲しいかも!
大きく笑ったりするとたまに銀色見えちゃうもんね。
やっぱ、矯正するくらい気合はいってるんだから、完璧を目指したいよね!
今度聞いてみよーっと!うふふ。

9月27日 噛み合わせ検査


前回の④の工程が残っているということで、行ってきました。N歯科医院。
平日午前中ということであまり混雑はしておらず、待合室で「シティーハンター」を読むまでもなく中へ通された。
「yukirikohuさん、今日はガムを噛んでもらいますね。」
と、パソコンのある部屋へ通され、なんやらいかめしい器具を頭につけられる。下顎の歯茎中心には1mm角の磁石もつけられる。どうやら、ガムを噛んだ動きをパソコン上でチェックするようだ。

「おおお、けっこう本格的!ちょっと嬉しいな。」
そして噛み合わせた状態、左でかんだ状態、右でかんだ状態をチェックする。
ガムの次は文章を読んだときの状態をチェック。
文章は5文あり、目が悪くて読めず(だって器具つけてるし余計に見えないのよう)、まるで漢字が読めないのかと思われて恥ずかしい。(ちがうのよ、ちがうのよ。一応、肩書きは頭いいことになってるのよ。。。)
本日の検査はこれだけで終了。

最後に先生に虫歯治療跡のセラミックについて聞いてみた。
私「先生、セラミックって1本いくらくらいなんですか?」
先生「うーん、君の場合は範囲はあまり広くないから、1本2万5千くらいでいいかな。」
私「
ぬああああああああああああああ?それじゃ、下だけでも10万じゃん!!(治療跡は下4本ある)」

先生「ハハハ。でも、それは矯正が終わってからね。噛み合わせも変わってくるから。今後の課題。(と肩をポンとたたく。)」
ということは、2年後に矯正が終わることにはちょっとお金を貯めておかないと!
だって完璧目指すんだもん
やるならやらねば!(ちょっと古いか?)
はあ、しかし昔に虫歯にさえならなければ完璧だったのに。。。と、歯の大切さを実感。

「ところで、あれから口腔外科のほうには行ったの?」
「いいえ、行ってないんです。。。」
「では紹介状を書くから行っておいで、まだMR(で合ってるのかわからないけど)の検査が残ってるはずだから。でも、口腔外科での検査結果を待ってたら先に進まないから、こちらでは次回には装置を付けましょう。」
いまなんとおっしゃいましたか?
装置?装置?装置ぃー?きゃーーーーーーー!
このときのきもち
①先に進んで嬉しい。
②先に進んでよいのか?(まだ親に言ってないのに)
③てことは抜歯が真近?(歯抜けはつらい・・・)

という訳で、はじめての紹介状なるものをもらい、本日のお会計を済ます。(今日はちょっと高かったな)
そして、早速次回の予約を入れて帰る。
と、お会計カウンターの脇に
ホワイトニングのポスターが!
今度きいてみよーっと!うふふ。
(かなり、マニアになってるな。。。)

9月29日 アセス購入・ゴムはいずこへ

最近、妙に歯磨きグッズが気になる。薬局へ行っても歯磨きコーナーにねばりつく始末。
実は、叢生(そうせい:歯が凸凹している部分)で磨ききれない部分があり、そこがちょっと着色しているため頑張って磨いているところ、磨きすぎなのか最近歯茎が腫れ気味なのです。
yukirikohu「電動ハブラシってよさげだな。お?3000円じゃん。買おっかなー。」
そこへ、一緒にいた弟君がするどいつっこみ。
弟君「そんな安すぎるの意味ないって。それより歯磨き粉を変えることの方が重要!」
なんだかわからないが、いつも弟君の言うことは自身が満ち溢れているため、ついついこれに従ってしまう。

yukirikohu「ううう、じゃあ、アパガードとアセスとどっちかにしようかな。。。」
弟君「歯茎が腫れ気味なら歯槽膿漏に効くという
アセスっしょ!
確かに。納得=購入。
家へ帰って早速磨いてみる。
歯茎が内出血してなんだかさらにヤバそうかも。力が強すぎるのか?

ま、そういうわけで(どういうわけや)29日の今日、例の装置(どんな装置かしら、ワクワク)を付けるということで、N歯科に行ってきた。
予想では早々に奥歯に金属のリングをはめると思っていたが、これは、ぶぶー。
正解はその前段階の奥歯にゴムを入れることでした。(下の段階①)すなわち、手順としては、

①一番奥から2番目の奥歯両側に紺色の小さなゴムをはさむ。←これは③の金属リングを入れるための準備。
②抜歯
③同奥歯に金属リングをかぶせる。
(まるで指輪をはめるみたいな感じ。)←これは奥歯が動きやすいために固定する目的。(実は、前歯より奥歯のほうがはるかに前方へ動きやすいらしい。)
④金属もしくはセラミックの本格的装置を付けるとのこと。(ネットによると)
早速上の奥歯二本に
紺色ゴムをはさんでもらう。
(下は次回。一緒にすると痛すぎてモノが食べれないらしい。)
先生「2~3日痛いかもしれませんが、1週間もすれば慣れますよ。」
しかし、そんなに痛くないゾ。余裕、余裕、フッフッフ。5分も経たずに作業は終了。

yukirikohu「ところで、先生、このゴムをはさむということは、私はそろそろ抜歯するんですよね?」
先生「いや?そんなこといったっけ?
君は別に抜かなくてもいいと思うけど?
なぬーーーーーーーーーーー?
このときのきもち
①痛い思いをしなくていいから嬉しい。
②現時点で叢生なのに、抜かないなんて、顎が広くなっちゃうじゃん?顔が大きくなるのでは?という不安感。
③せっかく、矯正する覚悟ができてるのだから、抜歯したほうがキレイになるなら抜いて欲しいかも、という意欲。

yukirikohu「えええ?そんなぁー。キレイなEラインになるなら抜いて欲しいです!」
先生「ハハハ、でもね、君の歯並びの場合はそんなに凸凹していないから、現段階では抜くまでもないと思う。また、顎の手術をするのだから、顔が大きくなることはないはずだよ。逆に今抜いちゃって揃えると、歯のないお婆さんみたいに寂しげな顔になると思う。まあ、術後矯正の時に抜歯をするかしないか決めればいいよ。」

なるほど・ザ・ワールド(古)

先生「さて、④装置のことだけど、金属とセラミックをどっちにする?セラミックだとプラス5万だよ。」と、写真例を見せてもらう。
うぬぬ、なんて金属はまぶしいのだろう。。。個人的にはカラーゴムを楽しみたいから、こんなにギラギラしてたらカラーよりも金属のほうが目立っちゃうぞ。口元が目立つ覚悟はしているものの、やはり金属よりもセラミックに心が揺れる。(まだまだ未熟者っす。)しかし高い。
先生「まあ、まだ決めなくてもいいから、考えといてね。」
ううう、プラス5万の心の準備をする。
と、先生は別の患者さんのところに行こうとする。(あ、ま、待って!着色とホワイトニングのこと聞きたい!)
yukirikohu「あ、あの先生、叢生部分に着色しているのですが、何とかなりませんか?」
先生「ああ、本当だね。でも着色しているだけだから虫歯じゃない。今後取りましょうね。」
ううむ。N先生はおじいちゃんだからか、ゆっくりしてるなぁー。(私がせっかちなのか?)
先生は忙しそうで、結局ホワイトニングのことは聞けなかった。(小心者)
本日終了。
次回は下奥歯に紺色ゴムをはさむ予定。

家に帰ってゴハン。ゴムがはさまると痛いと聞いていたけど全然余裕で、カレイフライもバシバシ食す。
そして睡眠。(くっちゃね)
夕方おきてふと鏡をみてみると、ない!ない!ないのよう!!
さっきまであったはずの左上奥歯の
紺色ゴムがない!なーーーーーーーーーーー!
もしや。。。。?
先ほどの
カレイフライにあるまじき弾力性は、もしや。。。。?
今後の排泄物が気になるのでした。