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葵祭2014(後編)紗袷で京都きもの鶴さん&夜は金沢ひがし茶屋街へ


2014/05/15
京都 葵祭
本列の後は、いよいよ斎王列だ~
斎王(さいおう)とは、賀茂神社に奉仕するため皇室から差し出された内親王・女王さんで、
現在は、京都市内の未婚女性から選ばれるのだそうな(斎王代)。詳しくは葵祭HPへ。

 
まず登場したのは、舎人(とねり)に花傘をさしかけられた命婦(みょうぶ)さん。
高級女官さんで、小袿、単衣、打袴で、扇を手にしています。
次は、食事をつかさどる女嬬(にょじゅ)さん。
そして、振り分け髪の女童たち

 
(上)そして、いよいよ腰輿(およよ)に担がれて、斎王代さんのご登場~~
だけどお顔が隠れて見えないよう~・汗
禊をすませ、お歯黒をし、なんと、30kgもある五衣裳唐衣(十二単)をお召になっています。
斎王代には、数千万ほど莫大な費用負担ができる名家の令嬢が選ばれるそうな
スケールが違うね~!
(下)色とりどりの薄衣を着た女童たちが可愛らしい~。これから長い道のり、頑張れ~
 
 
ぬ~、しっかりお写真を撮るぞ
(という様子をきもの鶴の女将さんが撮影)

 
(左上)各地から天皇家に献上され、宮中で雑用担当をしていた采女(うねめ)さん。
青海波の衣装が特徴的。葵の葉っぱを胸元につけて。
そして、キリリとカッコよく馬に乗る騎女(むなのりおんな)さんたち。斎王代に使える巫女さんです。
靴はブーツのような沓(くつかけ)で、肩のところに輪っかの花飾りが面白い。
そんな風に、肩の所にでっかい刺繍をした道行があっても雅で面白いかもね


再び、傘をさしかけられた位の高い命婦さんの登場。立派な錦の小袿を着ています。
前髪がお団子で鼈甲簪が下から挿されてる、落ちないのかな


ラストに葵と桂、桜と橘の飾りがついた華やかな牛車の登場
斎王さんが乗るためのもので女房車ともいうそうな。
しかし勅使さんの牛車同様、こちらも空車。
蔵人所陪従(くろうどどころべいじゅう)が雅楽の楽器を持っています。
ゴールの賀茂神社に到着したら、社頭の儀。雅楽も舞も行われるのかな?いつか見てみたいな~


行列のあとは、きもの鶴さんの2階の窓から見物している着物姿の私たちが珍しいのか、
記念?撮影の嵐・汗

 
ようやく静けさを取り戻し、ご主人が窓ガラスを取り付けて。
 昔からの伝統的な一枚板のガラスには、独特のゆらぎがあります。


きもの鶴の女将さんの着姿。
飛び柄のシンプルな小紋と思いきや、襟の部分がしっかり柄合わせされているところがさすが
涼しげな帯にトンボ玉の帯留の色がお着物とリンク


葵祭見物をご一緒した方は、藤の花を連想させる爽やかな紫の追っかけ小紋。
横段を少しずらして仕立てると動きがでますね~。帯揚げも色を統一されて


そして、ご主人のコーデ。
ちらりと見えるお襦袢が、なんだかヴィトンのダミエ模様みたい
メンズのお品も色々遊べるね
きもの鶴のご主人・女将さん、ご一緒していただいた皆様、
本日はお世話していただいて本当にありがとうございます~
これからも宜しくお願いします。


京都駅グランヴィアロビーには、葵祭にお供えされる外陣神饌(げじんしんせん)の模型が美しく陳列されていました。
お刺身、酒塩、なます、お団子など、もりもり・盛りだくさん~
私もお腹空いた~、金沢へ帰ろう

  
夜はひがし茶屋街へ。主人が迎えに来てくれました。ありがとう~


せっかくなので、ロベールデュマへ、夫婦でお食事
金沢は少し雨が降っていたみたい、石畳が濡れて光っています 


雲丹のジュレ、しま海老のカルパッチョ、鮎のガダイフ巻き、エスカルゴ
鴨の赤ワイン煮、誕生石のガーネットリングもワイン色~。そしてデザート盛り合わせはマスト

 
そんなこんなな葵祭の一日、
色々お遊びさせてもらえるのも主人のおかげだね、本当にいつもありがとう
というわけで、まだアップしていない記事がありますが、少しずつ・汗
ぼちぼちブログですが、これからも宜しくお願いします。꒰๑˘͈◡˘͈๑꒱
それではまた~

 

 

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