深石美穂さんの川平織に洋花羽織で 西陣まいづるさんの工房見学


2017/02/24
2017年度きもの文化検定の工房見学
織の工房見学なので、織のお着物にしてみました。
本日の着物まわり
川平織(深石美穂)、御所解帯(ぎをん斎藤)、洋花長羽織(横浜・じざいや)
輪出し帯揚げ(ゑり萬)、東雲の帯締め(伊賀・藤岡組紐店)
髪はセルフセット、山中塗りのかごバッグ
お友達は龍郷の大島紬、サンゴの帯留、きもの鶴さんでお買い物をしてきました。

アイテムのご紹介。
深石美穂さんの川平織は、石垣島のコチニール染、絽目のように透けています。
そこで薄ピンクの通し裏で仕立ててもらいました。
絽目から薄ピンクが見えるように~。

帯はぎをん斎藤さん定番の御所解帯。
しかし、できるだけマイナーチェンジしたいので、刺繍をたっぷり追加してもらいました。
桜をあえて白で刺繍して、光沢感をプラス~。

西陣まいづるさんによるレクチャー。
500年以上続く西陣織の中で、創業110年続く老舗の機屋さんです。
感動・満足・安心がモットーだそうな。


創業ナンバー29番、福(29)なんだそうな。


箔を帯に織り込む技法をご紹介して下さいました。
紙に膠をぬって金箔を貼って、一枚の布上にしあげます。


職人さんが全体重と魂を込めて、箔を押し込みます。

それをギロチンでカット、細い糸が出来上がります。これを緯糸に織り込んでいくのだそうな。
しかも並び順を間違えないように~~!


社屋の向かいの機場にて。
若手の織り子さんが機を織っています。若手の後継者は期待のエースなんだそうな。


糸に微妙なニュアンスカラーを混ぜ込むときは、
自分で何色かの糸を撚って自分が織るのに丁度よい糸を作成するんだそうな。
ひとつひとつが手作り!
西陣まいづるさんに直販ショップもあります。
帯だけでなくて着尺もあるよ~。
ブログはこちら きもの鶴のブログ


そんなこんなで、翌日の合格祝賀パーティでは、西陣まいづるさんの作品を主人が着用しました。
まるでヴィトンのダミエみたい!会長もイロチでした
女性だけでなくて、男性も、カッコよくお着物を着こなす人が増えるといいな~と思います。
それではまた~

yukirikohu

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