2012/04/14
京都奈良旅行のつづき。
大原の三千院から、寂光院へ、約2キロ歩いてお参り。
雨も上がってきた。


途中の土産物屋さんで、かわいい布バッグを買ってみました。たくさん荷物が入りそう~。
そいや、山葡萄の花編み(!)で半額6万円(!)というお店がありました。
ぐっとこらえて…(花編み、憧れなのだ~)

   


大原の里に菜の花畑。

  
よくチェックしてないとスルーしてしまうけど、朧(おぼろ)の清水。
平清盛の娘・徳子(安徳天皇の母)が、壇ノ浦で入水したものの
黒髪をからめとられて助けられてしまった。
のち、出家し建礼門院(けんれいもんいん)となり、寂光院で隠匿。
美しい容姿の持ち主だったが、おぼろ月夜の時、
水面を通して映るやつれた姿を見て、身の上を嘆いたのだそうな。

 
落合の滝
「ころころと 小石流るる 谷川の   かじかなくなる 落合の滝」(建礼門院)

寂光院の山門で。

孤雲というお茶室

  建礼門院は、寂光院で平家一門の冥福を祈りながら、3十数歳で亡くなったそう。
(こういう時代の人々って、激動の人生やね) 

  

御本堂。
となりの四方正面の池には、まだ梅が。
つくばいに椿をおいて。
さすが、ひっそりとした寂光院であっても、
京都らしい雅を感じます。 

   

 

 奥には、諸行無常の鐘。(これがあの有名な諸行無常の鐘の音~ってやつか)
てまえには、千年姫小松。とうとう寿命になってしまったそう。  

 「ひめ小松 一千年の おん姿   歴史の深さ 今に 残さん」(寂光院智明)
寂光院では、明るく穏やかな三千院とは打って変わって、
寂光院の静けさ、もの悲しさ、歴史の重みを感じました。  

さて、お参りからの帰路。道の真ん中に、なんと堂々としたにゃんこ!
たじろぎもせず・・・


ぽとりと落ちた椿、偶然石と石の間に落ちてる。


これぞ大原女?

約1時間半あるいて休憩。大原の抹茶ソフト!


アイテムのご紹介
紅型小紋は城間栄順さんのもの。
扇の薄いグリーンをひいて、八掛けもグリーンの暈し。
勿論、きちんとぐし縫いです。


グリーンつながりで、薔薇の博多半幅帯。
着物と帯で、色は合っていると思うのですが、
なんだか浴衣みたいになっちゃうな~
やはり、名古屋帯の方がびしっとくるかもね。
さて、これから祇園に参ります。それでは後ほど~。

 

img_1130421_61050085_1[1]
最後までお読み頂いてありがとうございます。
にほんブログ村に参加中。応援ぽちりして頂けると幸いです
1440979940HwUZ8fGNlcco8mc1440979939.gif
Free facebook pink heart social media iconFree instagram pink heart social media iconFree you tube pink heart social media iconFree twitter pink heart social media iconFree email pink heart social media icon