バイトの前、ブログのお友達aさんをお誘いして、
石川県立伝統産業工芸館の能登上布展へ
(いつもお誘いを受けて下さってありがとうございます~
本日の着物まわり
夏白山紬(金沢・まるとし)
蝶々の半幅帯(ケイタマルヤマ)
夏レース帯締め(伊賀・藤岡組紐店)
紫陽花の絽の羽織(金沢・絹千)
髪はセルフセット、足もとは黒エナメルのパナマ草履。
まだ能登上布をもっていないので、
(いつかきっと~~
それに近いイメージ(?)の夏白山紬を。
ご一緒して下さったaさん。
髪をカットされて、耳元にはラピスのゆれるピアス、
ネイルは華やかかつ落ち着いたベージュローズ。
いつも長い髪をまとめてらっしゃるイメージだったから、イメチェンされて驚いた~!
この夏はますます女度UPですね!!
(まだご主人やお子様はどぎまぎして近寄ってくれないそうです・
aさんの着物まわり
ピーコックグリーンの絽の小紋
つづれかな?名古屋帯の朱の小花がピリリと効いて。
足もとはレトロな白木下駄。
なんといっても、お手製の麻Bagが涼を感じます
aさんは能登上布を数枚お持ちだから
本日、着てこられるのかな?と思いきや、
絽の小紋をセレクトされるとは、なんとも目に鮮やかなサプライズ!
能登上布展。
さっそく着尺がディスプレイされてお出迎え。
絣で麻の葉、雪輪などの贅沢な着尺が惜しげもなく陳列~。
絣で麻の葉の模様や、扇の模様を織りだされた能登上布、
絣がこまかくて目がちかちかする~!
2階には、石川県の伝統産業の品が展示されて。
九谷焼、輪島塗のお椀のセット
金沢は金箔も有名です。
(ドイツに金沢金箔を輸出したら、薄くデリケートすぎて
取り扱えなかったのだそうな~・すごい技術!)
あと、象嵌(ぞうがん)も有名。
象嵌のうさぎが揺れる簪に、心も揺れる~。
金沢和傘。
金沢の山奥・二俣の和紙も有名で、その和傘は丈夫。
加賀友禅を施した和傘も。
能登のデカやま、七尾和ろうそく、金沢水引の牡丹(蓮かと思った)。
釣りのときの毛針は美しく、ブローチやピアスにも。
お箏は武家女性のたしなみ、金沢仏壇も金箔でピカピカ
城下町らしい加賀獅子頭、茶の湯の席をしずめる銅鑼
和の文化に感動~。
バッタンバッタン、音が聞こえてきた!
織り子さんが能登上布を織ってるのね、行ってみよう~。
予想外にお若い織り子さん、
聞けば大学卒業後すぐに織り子の道へ。
新しい世代に受け継がれていくって良いね!
もともと能登はちょまが栽培されてたそう。いまは畑とかあるのかな?
以前、中能登町の工房を訪ねましたが、
今度は栽培されている所も見てみたいな~。
工芸館スタッフの方が
「お着物、興味あるのですか?良かったら見てみませんか?」と
段ボールいっぱいの能登上布を出して見せて下さいました~!(汗)
地空きの絣の蔦の模様、絣で麻の葉の模様、絣で雪輪の模様
柄が細かいものほど、また単調でない地空きのものが高価とのこと
能登上布の生地に江戸小紋を染めたもの
(これは格としてはお出かけ着なのか??)
能登上布の八寸帯も、透け透けで夏らしいね~。
男物の角帯もありました。
今回のお品物はすべて、山崎仁一さんのところのものでした。
(2008年に訪問したよね~懐かしい~)
このお人形もいたいた~!覚えてるよ!
能登から金沢に出張に来たのね(笑)
あ~また能登上布への情熱がこみ上げて来たのでした。
また近いうちに工房見学いってみよう!
(いつも冷やかしですみません・汗)
お土産売り場には、加賀友禅のがまぐち(ギター柄は名刺ケース)
木の皮の素材でできたお財布、つまみかんざしのピアス・帯留
毛針ピアス(蝶々が可愛い~)
テンションがあがりまくり~!
ラストにアンティーク調なアイアンガラスランプ展も。(夢見る鉄の部屋)
スパイダー?ほたる?白鳥?
こんなランプがあったらムードあるよね~。
スタッフの方に一枚パチリとお願いして。
お着物に興味があるそうで、でも着付ができないから~と。
「ぜひぜひ着てみて下さい~。最近はYouTubeや動画もありますから~」と強くプッシュ。
もっとお着物を着てみたい!と思ってほしい。
歩く広告塔(?)の任務は続く。
aさん、本日もご一緒して下さってありがとうございます!
(いつも連れだしてすみません・汗)
また近いうちにお会いしましょう~。
アイテムのご紹介
夏白山紬は牛首紬の妹的存在。
すこしは玉繭が混じっているかな?
半幅帯に藤岡組紐店の伊賀組紐。
銀糸が組み込まれて涼しげ~。
職人魂を感じます。
日舞のお稽古用に、蟹のてぬぐいを。
舟をこぐ竿や、川の流れを表現する踊りの練習に。
今度、うるしの体験があるそうな!
ほかにも七尾和ろうそく、山中漆器、牛首紬などなどの
伝統工芸士による実演・体験もあるそうです。
牛首紬を織ってみたいかも!
さて、本日も良く晴れた金沢、みなさまもどうぞ良い週末を~