紋屋井関の色無地を染め変えてみよう(1)陽明先生の工房へ(地染の巻)


2015/03/31
そいや、手持ちの紋屋井関の色無地、何だか顔色に合わないな~。
だったら染め変えちゃおう!ということで、
友禅だけでなく地色の染めもできる加賀友禅作家・陽明先生の工房へ。
陽明先生のFBはこちら➡工房 陽明

 
金沢美術大学時代の下村先生のノート。
きもの文化検定で、媒染などの色のお勉強を少ししましたが、比べ物にならない化学チックなノート!
CやらOHやら、構造式が並びまくり!!(亜鉛がZnだけは覚えてるよ


そんなこんなで、これから染め変える色を決定
ベースの地色はボルドーがかったお色、
裾などは部分的に金茶をプラスすることに。
 

2015/04/18
 いざ、染め変え作業!
お着物が反物状態に戻り、作業場にピンと張られています。


この刷毛で染めていくよ~。
 

(左)染める前 (右)染めた後
 乾くとムラになるので素早く染めないと~。
 

裾の金茶の部分。
 

おくみの部分。
 

役立たずの自分・汗
 

竹ひごで生地をピンと張っています(伸子張り)。
 

張り手で生地の端部分をくし刺しにするので、端縫いかけした端きれが生地を守っています。
 

染め作業、完了~。下村先生、ありがとうございます~。
 

つがいの鳩も仲良くお散歩。春だね~
 

2015/05/01
GW 田植えが始まる季節~
染めの蒸しが完了したとのことで、再び確認にお伺いしました
 

じゃじゃ~ん、蒸しが終了した反物 
ほどよく金茶が華やかさを出しています
 

すその部分、そでの部分に金茶が入り、訪問着仕立て

 
「せっかくなので、ポイントポイントに友禅してみます?
ということで、次回、友禅体験に!
いきなり初めてのの体験で御寮織に友禅?私が??
ドキドキですがつづく
それではまた~

続編はこちら
紋屋井関の色無地を染め変えてみよう(2)陽明先生の工房へ(彩色の巻)

 

yukirikohu