丹後旅行
座繰糸使用・天平聖武絹の色無地の見学に、牛田織物さんへ。
ホームページはこちら➡牛田織物
きもの文化検定合格祝賀パーティー
牛田さんとお隣の席だったご縁で、今回お伺いしました
ホテルから牛田織物さんへ伺う途中、よく晴れた日曜の本日は、町のお祭り。
地元の子どもたちが練り歩く
おや?ここでも
町ごとによって法被をお揃いにしているのかな?
偶然見ることが出来てラッキー
着付とマナー教室・みやび流和装道をされているのだとか
自分もこんな可愛らしい帯結びを、他の人に結んであげたいな~
さっそくご主人に天平聖武絹の説明をして頂きました。
天平時代、丹後から東大寺の正倉院
聖武天皇の御世の絹を再現する為に当時行われていた生繭の座繰糸を使用し、
精練も絹に負担をかけない自然な方法、もちろん繭は国産100%です。
これぞ本物や~
そんなこんなで、繊維の考古学という本にも載っているそうな
学者の先生からもお墨付き。
そして、なんともビックリ、グリーン色に光る天蚕!
この天蚕だけをひいて織り上げた天蚕の色無地もあるそうな。
そんな幻のきものは日本海新聞にも紹介され、1着780万円だって~
今年きもの文化検定1級に合格された
牛田育枝さんがお召しになって、美しいキモノに掲載されております
いざ、天平聖武絹の色無地サンプルを拝見。完全オーダー制なので、サンプルをみてもらっているそうな。
肉厚の記事のドレープ
(あ、まわしものではありません。個人的に気に入りました)
裏勝り!表は単なる色無地だけど、なんと八掛けに鳥獣戯画模様がびっしり
みせびらかさないけどあなどれない。
織で鹿の子模様があらわされたジャカード紋織物。自然の蛍光漂泊してないマイルドな白生地。
で、その色無地の反物を10数枚にカットしちゃって、半襟にしちゃったそうな~。
もう何だそれ~
「yukiさん、おやつ代わりにいかが~?」与謝野町のお祭りのちらしずし
「ありがとうございます~」
朝食もホテルでフレンチトーストをがっつり頂いたけど、ぺろりと頂いてしまいました・汗
心温まるおもてなし、ありがとうございます~
裾濃にぼかされた訪問着タイプの色無地を羽織らせてもらいました。もう光りまくりでしょ~
これに天蚕の白糸で刺繍紋を入れてもらったら、お茶会
もう…きりがありません…
とりあえず、気を取り直して(?)、せっかくなので牛田夫妻に伊根をご案内して頂きました
ちょうどお昼どき、伊根町のお蕎麦屋さんへ
記事を改めます。それではまた~