母校(金沢泉丘高校)の放送部の取材を受けてきました。
放送部では、OB・OGがどのような活躍をしているかを取材しているそうな。
先日、プレゼン指導のために母校にお伺いしたのをきっかけに、
再び訪問することになりました。
ホリヒロシの貝づくし小紋(ヤフオク)
サンタ帯(金沢・絹千)
相良刺繍の帯揚げ(京都・きもの鶴)
東雲の帯締め(伊賀・藤岡組紐店)
髪はセルフセット、鼈甲のかんざし、折り鶴ピアス。
お昼の放送の記事を作ったり、NHKのコンテストに出場するらしい。
久しぶりに職員室(2階)を通り、昔を思い出す。
(内履きスリッパのまま向かいの売店に行って、数学の先生に怒られて、
授業の間座席の後ろで正座させられた事、全然良い先輩じゃない・汗
なのに、センター試験後二次試験まで、
その数学の先生が熱心にマンツーマンで指導してくれたこと・感謝)
いやはや、インタビューでは、きもの産業について研究していることを述べました。
きもの産業が伝統産業であること、
きものという伝統文化を資源としてマネジメントするにはどうしたら良いか、
ただ、文化の保存というだけでは衰退するのではないか、
とはいえ、伝統であることを消費者に押し付けるような流通は、むしろパイを縮小させるのではないか、
また、消費者同士でも伝統に縛られているのではないか、
1980年代の大量生産大量消費スタイルは現代では通用しないのではないか、
21世紀型の経済は、どんどんものづくりをするのではなく、
いまある物をリサイクル・リユースする流れ、
では、持続可能な伝統産業の維持のためには、
職人の保護とリサイクルとの整合性をどうしたら良いか、
などと考えていることを伝えました。
高校生にとって、きものはどうですか?との問いに
「着るのが大変そうですね」「手が届かないです」
「きものを資源と見たことがなかったです」とのことでした。
まだまだ、どうして良いか模索中です。
ひとつは、できるだけ着物を着て、良さをアピールすることかな。
そういう訳で、本日もお着物を着てお伺いしました。
高校生に楽しんでほしいと思って、うさぎや犬張り子の描かれた貝づくしの小紋にしてみました。
しかし何だかひな祭りチックになってしまった?
帯は地元の呉服屋さんで。
頂き物の反物から仕立てました。スカーフを肩裏に付けてみたい。
というわけで、いよいよ2019もラストスパート。
ブログのお引越しもあと450記事!(進んでる??汗)
サンタ帯で医師会フランス語講座のクリスマス会に行ったので、記事を改めます。
それではまた~。